I wish…2006-09-30 Sat 20:37
皆を照らす太陽になるよりも
名もなく輝く星になりたい そのぽつんとした光を見つめ 誰かの姿に重ね合わせて たとえ一人だったとしても まだここにいる強さに気付けるように スポンサーサイト
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今日の空2006-09-29 Fri 21:06
今日の空は青い、悲しいくらいに
空からもはっきり私が見えただろう …私を隠してくれる雲はどこにもない この空を見ていると私自身が不実に思えてくる 私を代弁してくれるものは何もない …せめて風でも吹いてくれればいいのに 自分がいかに美しくないかを これでもかとばかりに見せ付けられて 自分がいかに空に程遠いかを 残酷なくらい再確認して それでもまだ希望を抱いてしまう 自分がいつかあの空の一部になることは どう間違ったって無いだろうに |
teardrop2006-09-28 Thu 20:49
ひとしずく。
涙とともに 感情が出ていった 悲しみは 流されるが 想いもまた 薄れてゆく 失ったものを想い また 泣いた 涙が透明を失う瞬間。 零れ落ちたこの涙から 何が生まれると いうのだろう? |
永遠について…2006-09-27 Wed 22:28
なぜ変わってゆく
なぜ留まっていられない? 私の心も身体も この変化についていけないというのに なぜ新しいものを求める なぜ現状に満足できない? 私には理解できない それが進化するためだったとしても 自分のすべてが止まっても 飽きることなくただこの人と 永遠にこの時をいたい それはかなえられない願いなのか |
morning bell2006-09-26 Tue 20:33
明日が来る
奇跡的だ 信じがたい 苦しみはいつか終わるのか いずれ新たな苦難が来るのか 今はそれすらも不安 眠りたくない 夜よ明けてくれるな 悲しいことに朝はどんな夜よりも強い 夢は太陽の光に破られる 小鳥の声 夜が明ける 絶望と希望をないまぜにして 鐘が鳴る すべての始まりを告げる鐘が |
my life(2)2006-09-25 Mon 21:26
君みたいになりたかった
潔く正直でありたかった でも君にはなれなかった 今の世の中じゃ、まっすぐな道をまっすぐに歩くことすら難しい 君はきっと軽蔑しただろう これで君の心は完全に僕から離れたわけだ でもこれでいい 君を縛るものは何もない、君は自由だ 最後君は無言で立ち去っていった 無論、僕には一瞥もくれなかった その瞬間二人の間に永遠の壁がそびえ立った 君と僕、それぞれの道を隔てる壁が こんな生き方しかできなくても悔いはない 僕は僕の道を歩んでいく 君はどこまでもまっすぐな道をまっすぐに歩んでいくのだろう でも、それも限られた才能だよ |
祈り2006-09-24 Sun 20:03
あした わたしが
いなく なっても 太陽は昇るでしょう 鳥は歌うでしょう 花は咲くでしょう いつか 空が落ち 太陽が死なない限り 明日は来るでしょう 言葉は残るでしょう 歴史は続くでしょう いつか わたしが いなくなっても この日常が ずっと続いていきますように そしてそれを見て 笑っている自分が いますように |
honey power(愛の歌)2006-09-23 Sat 22:40
愛が心の川を通って流れてゆく
黄金色に反射してきらきら光る きっとその味はとろけるように甘く締め付けるように熱い せき止めようとしたって無駄だよ これは心を動かす力 とめどなく溢れ出す感情は涙を与え 限りなく迸る熱情は温度をもたらす そう、ここにあるのは 枯れることのない心の力 尽きることのない愛の蜜 |
moon song2006-09-22 Fri 21:39
真夜中のこの時間
月が一番大きく見える 私は小さく唄を謡う 歌声は風に吹かれ途切れて 想いは夜の闇に溶け込んでいくけれど たとえこの場所が荒野であっても砂漠であっても 限りない優しさを一杯に注ぐ月のように 自分もそうありたいから 今日も月の奏でる優しい旋律を追うように 聴こえぬ歌を聴き届かない歌を謡うのだ |
あなたへ2006-09-21 Thu 22:22
すべてが破れたとき
残っていたのは負の感情だけではなかった 心にあるのは痛みだけじゃない 今だからこれまであなたがしてくれたこと そしてあなたの優しさが理解できる気がする どんな言い訳もあなたの前では塵になった いびつに歪んだ私の感情を 殺すことなく包んでくれた これまでもきっとこれからも あなた以上の人に出会うことはないでしょう |
自嘲2006-09-20 Wed 23:12
………
また間違いを犯すつもりか? また間違いを犯すつもりか? ……… 自分でも分かってる これは正気の沙汰じゃない でも、考えるのは貴方のことばかり 頭はからっぽ、食事も喉を通らない… でも、たとえ仮に私が今の100倍美しかろうと、 時間の前では無力 私は貴方に触れることはできない まして愛しているなんて死んでも言えない それがどんなに貴方を想っているとしても… たとえ声そして涙が涸れるまで泣いても、 その悲しみは癒されることはないだろう 貴方には、一生分からないだろう いや、貴方は一生知ることもないし知る必要もない でも、何故こんな思いをしなければならないのか 心とか、感情なんて、無くなってしまえばいいのに 私は、 人形になってしまいたいと思った |
僕の右手は2006-09-18 Mon 21:22
君と手を繋げなくなった今
空いているほうの手はなんのためにあるのだろう この手で夢を掴めるなんて思っていない まして誰かに差し伸べるなんてできそうもない 空っぽな手をもう一方の手で温めながら 身体は失われたぬくもりを思う 心は失われた優しさを思う |
夜空の太陽2006-09-17 Sun 20:24
失われたわけじゃない
夜空の裏に隠れているだけ 輝きは見えないだけで あなたの傍から消えていない 今は月も星すらも見えぬ 真っ暗な空だったとしても 太陽の姿を思い描き きっとふたたび会えると信じて この仄暗い道を 進もう |
ラムネの詩2006-09-16 Sat 18:48
『ラムネが飲みたい』という君に
僕は黙ってラムネを差し出した 『あのビー球が欲しい』と君は言ったけれど 取ってあげることはできなくて 君の顔が笑顔から悲しげな顔に変わって… ああ今思い出したよ ラムネの向こうの遠い記憶 恋はあたかもそれが泡だったかのように はかなくも消えてしまって でもやりきれない想いだけがひっかかる どうしても取れなかったビー球みたいに 取れそうで取れなかったビー球みたいに |
汚れた足跡2006-09-13 Wed 23:57
この道をきれいなままで生きられる人はいない
歩くたびに私の足跡で道は汚れてゆく どんなに身体を洗っても、心の汚れまで落ちることはない 人の役に立てる人間になりたい そんな夢は自分には不釣合いだったのだ 今自分がしてることは現実から逃げてるだけ そのためだけに自分と周りを傷つけ続けている 本当にしたいことは唯ここから逃げたいだけ でもそれを知ったらあなたは怒るだろうか、嘆くだろうか? どんなに身体を洗っても、心の汚れまで落ちることはない いまや後戻りのできないところまで歩き続けてしまった そして私は知ってる 汚れた足跡の先に、幸せという道はないんだってことを |
ある方へ2006-09-12 Tue 23:13
どこへ行ってしまったのですか?
昨日まではあんなに近くにいたのに… もう二度と手も声も届かない場所に行ってしまった 私はずっと待ってるからね あなたにとってそれが迷惑だったとしても 私はあなたを見つけ出すからね たとえ名前や姿かたちが変わったとしても 私なんかどうでもそれはそれでいいよ だからいつかまたこの世界に戻ってきて |
茜色の空の下2006-09-11 Mon 21:30
行く先も決めずあてもなく歩いてゆく
変わらぬ景色そして途切れない道 低い雲がたちこめる夕暮れ 伸びる影が少しずつ長くなってゆく 茜色の空の下 僕は歩き続ける 沈んでゆく夕日を追いかけるように 茜色の空の下 僕は歩き続ける こんなに泣きたくなるのは何故だろう 茜色の空の下 僕は歩き続ける 夕日が照らす道の先に いつかきっと辿り着く 茜色の空の下 僕は歩き続ける その歩みを止めなければ明日もまた君に会える |
プレゼント2006-09-10 Sun 18:20
なにもかもうまくいかずふさぎこむ日々
自分は何のためにいるのと君は言った 消えてしまいたいと思うこともある でも心を柔らかく開いて欲しい 今しか受け取れない贈り物だってあるんだ 愛を見失いひとりさまよう日々 もう誰も好きにならないと君は誓った こんな心などいらないと思うときもある でも心を柔らかく開いて欲しい 今しか受け取れない愛だってあるんだ 心はいつか花開いて 愛は再び君の手に戻る 今でしか与えられないプレゼントもある 君はプレゼントを暖かい心で包み 祈りを添えて誰かに渡すだろう |
私が生まれた日に2006-09-10 Sun 18:10
長いとも短いともいえぬ年月
ここまで歩き続けてしまった 自分の足だけでは来れなかっただろう 生まれてから今日に至る間、私をとりまいてきた存在 それが水の一滴、砂の一粒に至るまで 私を守り育ててきたかけがえのないものたち 今、私は、ここに目印を立て 再び前を目指します 私が生まれた日 これが世界にとってなんの意味をもたらさなくても この足跡は今まで続いてきた奇跡 この印は明日を生きることへの誓いだから |
この道をゆく2006-09-09 Sat 20:17
この傷も
痛くはないわ あなたの今までの痛みに比べたら この重荷も 重くはないわ あなたの背負った苦難に比べたら この試練も 辛くはないわ あなたの受けている運命に比べたら 立って どこまでも歩こう あなたとならこの道を歩いてゆける たとえいかなるものが失われようと たとえどんな悲しみがあろうと |
my life2006-09-07 Thu 20:30
嘘で塗り固められたこの道
すぐ崩れると知っていても 僕は歩く 偽りの積み重ねの人生 そうと分かっていても 僕は生きる この先に得る真理はまやかしかもしれない だけどその中に確かな軌跡を見出し それがいつしか本物の奇跡に変わる日を信じて 僕は進む いずれ自分を許せる いずれ世界に許される ときが来るまで |
birth2006-09-06 Wed 19:12
生まれるのを待ついくつもの意思たちよ
君達はどこに生まれるかを選ぶことはできない 裕福な家に生まれる者もいれば 貧しい家庭に生まれる者もいるだろう まだ見ぬ光を求める子供たちよ 君達はどうやって生まれるかを選ぶことはできない 生まれた国が紛争地域かもしれない 最初から難病を抱えているかもしれない それでも 生まれたいという ただそれだけの想いだけで この世界に来るというのなら 心を込めて生きてください 生きたくても叶わなかった意思たちのためにも こうして聖なる契約は 天上から地上へと引き継がれる そして今日もまた いくつもの命が生まれる |
水の心2006-09-05 Tue 22:38
面影は薄れてゆき
思い出は逃げてゆく 枯れたような私に 空虚だけが残された 今の心を何と呼ぼう? 何も感じることができず 悲しみさえも この手に掬えぬ切なさを |
光と闇と2006-09-04 Mon 20:54
光の中では目を開けられないから
闇の中では何も見えないから この灰色の世界で、僕は生きる ここはあいまいで不確かな世界だけれど それでも形ある何かを捜し 何が正しくて何が間違っているかわからないけれど 光と闇が創る、一点の影に隠れた真実を見出して 確かな何かを求め、僕は生きる たとえ傷ついても 何も手に入らなくても それでもいいって思えるように |
恋水2006-09-03 Sun 21:49
この胸に
抱えきれないほどの 想いを 吸い上げて 吸い上げて 淀みない恋水を あふれさせ あふれさせ 恋は花咲く その心は 夢に浸ってときめき その瞳は 愛を映して輝く |
始まり2006-09-02 Sat 16:12
どこが始まりだったんだろう
私という人間に連なる長い長い軌跡 良いことも悪いこともやってきて 喜びも悲しみも知り尽くし そして私に辿り着いたのだ もし私が居なくなっても それが終わりというわけじゃない 私の記憶はなくなっても 私として生きた記録は持ち越され 別の世界に引き継がれるだろう この世界の向こうに 終わりのない始まりが待ってる |
進んでいるのか 繰り返されているのか2006-09-01 Fri 21:29
時間は進む
日付は変わる でも日常は変わらない 昨日悲しくても 今日は嬉しくても この風景は 変わらない 毎日進んでいるのか それとも繰り返されているのか わからないけれど それでも自分が生きてきた中で 変わった部分を嬉しく思う 変わらない部分を嬉しく思う |
| 13番目の満月 |
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