13番目の満月

月を越えたいと願うなら誰より険しい山へ挑め。

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勇者たちへ

だれもがあなたを認めてくれるわけじゃない
避難したはずのこの場所にだって敵はいる
味方と思っていた人でさえそうじゃなかった
過去からの傷はたえずあなたを追いかけてくる
そして現在ですら新たな痛みと闘っている

あなたはほんのわずかなことしか望みはしないのに
他人はあなたが抵抗しないことをいいことに袋叩きにした
そしてあなたから奪えるものはみな奪い尽くした
それでもあなたは抗議の声ひとつあげることはしなかった
あなたは自分を殺してでも他人の幸せを願っていた

失われた時間と尊厳は戻らない
心は今も傷つき血を流し続けている
それでもあなたは信じることをやめなかった
あなたはまだ幸せになりたいと願っていた
そして人を愛することを、人に対する優しさを忘れなかった

この世界はあなたにとって良い場所ではないかもしれない
でもこれだけは憶えておいて欲しい
もしあなたがいま生きているということは
だれかがあなたの存在を欲しているということ
あなたの存在が、誰かを支え、勇気付けているということ

あなたの痛みはこの世界のそれと同じくらい癒されなくてはいけない
あなたはあなたを癒すことができる
そしてあなたなら世界の痛みを癒すことができる
だれよりも悲しみを知り、そしてだれよりも平和を望んでいるあなたなら

あなたは他人のために涙を流すことができる
あなたには人を許す心が今も残っている
今度はあなたがわたしのために涙を流しましょう
あなたが心から笑える日が来るのを願って涙を流しましょう
幸せになることや理解されることを望んでいるのではなくて、
ただ、何もなく、ここにいられることを望んでいるだけなのに。
それすらも叶わない現実というのがあると思います。
そしてわたしも経験したことだから知っています。

頼るべき味方も信じるべき人もいなく、
運命のサンドバッグになっていると感じ・・・
それでも逃げずに、立ち向かっている勇者たちへ。
この詩を捧げます。

そして・・・
現在、辛い境遇にいる方たちへ。
あきらめないで下さい。

あなたにはあなただけを必要としている人がいます。
そしてあなたにはあなただけがつかめる幸せがあります。

たとえ廻り中が本当に敵だらけだったとしても、
だれも本当のあなたを傷つけることはできません。

あなたの幸せは、あなたが創るのです。
そしてあなたには幸せをだれよりも創り出す力があります。
なぜならどんなささやかなことであっても、心から喜びを感じることができるから。
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<<大地 | 13番目の満月 | レス終わりました(お待たせしてすみません)>>

この記事のコメント

「私には味方なんかいない」「私はひとりぼっちだ」と思っていても、自分では気づかないだけで、必ず誰かがあなたを見守ってくれています。
絶望の中に残っている、小さな希望を見失わないでほしいです。

2008-07-27 Sun 22:00 | URL | ぴ- #-[ 内容変更]
すごくいい詩だと思います。

勝手に自分に言われてるような気がしました
(あたしはこの詩に書かれてるような人ではないけれど、、、)

あたしだけがつかめる幸せ。それを信じて頑張ろうと思います。

この詩をよんで、すくわれた気持ちになる人が、たくさんいると思います。

彩霞さんは、すごいなって思いました。

なんかまとまってないけど、すみません。


2008-07-27 Sun 22:06 | URL | なつ #-[ 内容変更]
コメントありがとうございます。

>ぴーさま

>自分では気づかないだけで、必ず誰かがあなたを見守ってくれています。

そうなんですよね。
生きていられるかぎりそうなんだってつくづく思います。
自分でも、辛いときは来るのが嫌だった朝の太陽も、今では希望の光に思えます。
いつまで待てば幸せになれる・・・とは言えない。
ですが、自分のまわりに幸せも、愛も、希望も存在する・・・
このことだけは、詩を通して伝えていきたいです。
2008-07-27 Sun 22:39 | URL | 彩霞 #tFLCjtZM[ 内容変更]
コメントありがとうございます。

>なつさま
この詩は実在するある人に向けて書いたものです。
そして、自分自身が、かつて抱えていた思いでもあります。
当時の自分は、学校でも家でも居場所がなく、
もはや何が欲しいとか、幸せを求めることすら恐ろしくなっていました。
人から親切にされたとしても、いつか梯子を外されるんじゃないかと、素直に信じることすらできませんでした。
そのときの自分の望みは・・・
みんなが無関心でもいいから、そこにいることを許されて、
ひとりで静かに過ごせること。
だから愛とかが欲しいとか、幸せになりたいとか、
そういう思いができたのはずっとずっとあとでした。
もっとも、自分自身は、綺麗に忘れてしまい、
もはや現在進行形で起こったとしても、気にならなくなりましたが・・・・
ですが、現在も、そういった苦しみ、かつての自分と似たような思いを抱えている人がたくさんいることを知り・・・
この詩と相成りました。
そして、なつさまは、自分と同じ思いを共有できるひとりだと思っています。
自分がこの詩で伝えたいこと。
あなたの苦しみは決して無駄ではない。
人の痛みが分かる優しさや思いやりは、痛みの辛さを知った人間でないと発揮できないものです。
そして人に対する優しさや愛は必ず周りの人、しいては地球の痛みも救うものだと思います。
なつさまをはじめ、過去に苦しみを持つ方たちが、
その過去すらも心から祝福できる日をお待ちしています。
2008-07-27 Sun 22:53 | URL | 彩霞 #tFLCjtZM[ 内容変更]
今悩んでいる、若い方に呼んでもらいたいですね。
そして、私の息子にも・・・
2008-07-28 Mon 17:13 | URL | アッキー&ナッキー #-[ 内容変更]
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