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13番目の満月

月を越えたいと願うなら誰より険しい山へ挑め。

夜明け前(4)

話を戻しましょう。
話は、異動辞令前、
つまり人事の人との面談に遡ります。
この時点でもちろん異動辞令が出るのは確定なのですが、
最後に本人の意思確認のようなことを面談するのです(人事の責任者と、異動する人(自分)と)

今度こそ、逃げられないと思いました。
わずか数日前に倒れていることや、その前にも倒れたり具合悪くなったりがあったので、
そして、この場で、告白しました。
自分は、病気だと。
病名ももちろん言いました。
内心、異動前に、辞めさせられること(条件が悪くなること)を覚悟しました。
しかし・・・
人事の人の答えは・・・
『無理してほかの人に話す必要はないから、今まで通りやっていきましょう』
『でももし何か困ったことがあったら、そのとき言ってくださいね』
でした。

・・・・正直(何回か職を変えていますが)このような会社は今までありませんでした。
このように親切にしてくれる会社は。

しかし、無理してほかの人に話す必要はない。と言われましたが
部長に話さないわけにはいきませんでした。

なぜなら・・・・
どんなことがあったにしても『異動』させて自分に最も負担の少ない
(それほど仕事内容が変わるわけでなくてなおかつ早めに上がれる)方法をとってくれたのに、
万一病気が悪化、仕事にならない、なんてことになったら・・・・
それこそ大迷惑どころか裏切りになってしまうから・・・

だから・・・
今度こそ覚悟しました。
もしこれで(病名を言って)辞めさせられることがあったとしても、仕方ないと、思いました。

なので・・・
昨日、部長に、言いました。(※以下一部反転して読んでください)

”自分は、うつ病です”
”自分は、精神科に行っています”

しかし・・・・
部長の答えはこうでした。
『この病気は必ず治る病気だから』
『もし(異動について)意気に感じているのなら、少しずつ頑張って仕事して、健康になっていけば、それでいいじゃないか』

つまり・・・彼もまた、わたしの病気を知った上で、
それでもわたしを受け入れてくれたのでした。

自分はもうただ泣くばかりで・・・

今の自分には何も返せません。
『ありがとう』としか言えません。

ですが・・・
彼等の前では悲しい顔を見せないように・・・
なるべく笑っていられるようにしたいです。
そして・・・
彼等にも、いつも笑っていて欲しい。
(最終章に続きます)
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この記事のコメント

はじめまして、ちょくちょく参考にしています。また遊びにきます。
2008-10-23 Thu 20:28 | URL | はなえ #-[ 内容変更]
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